病気の祖母の介護を母がしている姿を見て、手助けしたいと思いヘルパーの資格を取得したことが、病院で働くきっかけとなりました。
看護師の道を考えた時は、子育て中だったので今は無理かな、と思いとどまっていました。
そんな中、南知多病院の奨学金制度を知り、午前勤務・午後学校で半日しか働いていなくても経済的に無理なく学校に通うことができ、この制度があったおかげで、夢であった看護師になることができました。
進路が定まっていない方は、まずは目の前のことに向き合い、今の自分ができることに一生懸命取り組んでみてください。
私は40歳近くになってから、一生と思える仕事に出会えました。
私が看護師になろうと思った理由は二つあります。
一つ目は「憧れ」です。
私の両親が看護師をしていることもあり小さい時からその姿を見て育ち、いつのまにか真っ白なナース服が私の憧れの姿になっていました。
二つ目は「恩返し」です。
私は0歳から幼稚園に入園するまでみどりの風南知多病院に併設されている託児所で育ちました。母親が現在もこの病院で働いていることもあり私のことを幼い頃から知っている職員はたくさん見られます。
そのためまるで我が子のように可愛がってくれ気にかけてくれたりしてくださる職員さんに対して自分は恩返しという形で感謝の気持ちを込めて看護師になりたいと思いました。
現在は准看護師の学校に通わせてもらっていますが正看護師の資格を取得するのが今の夢です。
資格取得後、看護技術の向上、患者様との信頼関係の構築に力を入れていきたいと思っています。
そして現代社会では老人や精神疾患を持っている人は“弱者”ととして認識されがちです。
確かに誰かの手助けが無ければ生活することが出来ないのも事実なところがあります。
マニュアルのような援助をするのではなく患者様一人一人に合った援助方法・接し方を導き出し個人の力だけではなく他職種と連携をとりチームアプローチをしていくことで患者様の生活の質やその人らしさが守られるような環境を作って行ければと思っています。
私は社会人になってから看護学校に通いたい気持ちが強くなりました。
しかし学費を払うことが出来るか不安で、なかなか決められずにいました。
当院では実際に現場を見ることができ、看護助手として働くことができるため、当院に勤めながら奨学金制度で学校へ通うことに決めました。
私は看護学校での実習を通して、患者様との関わりの大切さを学びました。
精神面でも身体面でも患者様のことを理解出来るように努力することが大切だと思います。
患者様に寄り添い、不安を軽減させることの出来る看護師になりたいと思っています。